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耳(ミミ)とチャッピの布団

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007とインディアンのカレー

私のお母んは女ばっかの6人姉妹。
一番下の小母(つまりお母の妹)が私と歳も近かった(と云っても随分離れているが)ので可愛がってもらいました。
初めて外食のカレーで「こんなん美味いやん」と思ったのが、小母にご馳走になった「インディアン」のカレー。
中学1年生の時でした。
大阪の法善寺横町にあるお店でした(ここが1号店)。
ここのカレーライス、とに角「辛い!(その頃激辛カレーなぞございませんでした)」しかも「味の奥が深い!」。
その後インディアンはメジャーになって、大阪のあちこちにお店出しはった。
私が大学の時、大阪の北新地に近い会社でアルバイトしてた事あって、近所の堂島地下街(ドーチカ)にインディアンのお店がありました。
当時の値段でカレーライスが150円!高くはなかったです。
さすがに現在はもっと高くなっていますが、それでも良心的な値段で美味しいカレーを続けておられるので、街でみかけたら寄ってあげてください。
同じ小母と、小母の勤めていた会社の海の家(若狭にありました)へ連れていってもらった帰り、梅田(大阪駅)の映画館で2人で見た映画が「007ロシアより愛をこめて」。
小母と「・・・より愛をこめて」でもありませんが、これまた初めて見る「本格スパイ映画!」。
もちろんショーンコネリーのジェームスボンドです。
この映画...なぜかイスタンブールまでの列車のシーンばかりが印象に残っていました。
でも後で考えると、見た映画は「ロシアより愛をこめて」と「大脱走」の2本だてでしたから、ロードショーでなかったことは確かです。
まあ甥と値段の高いロードショーに行く訳ありませんが...
奇しくも映画史に残るヒット映画を2本まとめて見られたのは小母のおかげです。
この小母、今でも埼玉で「おば」ではなく「おばば(ゴメン)」で元気にやってます。


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